フライフィッシング

フライフィッシング・タックル

ロッド ロッド長     9ft~

ライン・ウェイト #8~ *最低条件*

・シングル、ダブルハンド・ロッドのどちでも使用可能。

ただしファイト中は、ダブルハンドが疲労が少なく、近年では使用する人が増えています。
シングルハンド・ロッドは、ファイト中の疲れ防止からもファイティング・パッドの付いてるロッドがお勧め。

・#8以上のロッドの場合、ライン・ナンバーとロッドのラインナンバーが合致しなくてもキャストに不自由は生じません。

・ピンク狙いなら#7でも可能!
ただしチャムがヒットした場合には、パワー/トルクが非常に強いのでロッド寿命の保証は出来ません。

リール ウェット・ティップ(フルライン30yd)または、シューティング+ランニング・ライン(30yd)+バッキングライン150ydが最低条件!
ドラッグシステムは、ディスクタイプをチョイスすることがベスト!
クリックタイプは、チャムがヒットし下流に向かった場合、逆転スピードが早すぎてクリックが破損する可能性が高いのでお奨めできません。
ライン 忠類川でのライン・システムを考える場合に、減水と増水を視野に入れた選択をする必要性が重要となります。
またフル・シンキングラインは、手元の浅い場所で底石にラインが取られることが多く、出来るだけ「Sink-Tip」ラインで、なるべくシンク部が短い方が使用するのに適しています。
フローティングラインを使用しマーカーでの釣方も可能 ですが混雑時には、他の釣り人とライントラブルの原因になるため推奨しません。
釣り場が空いている時にのみ、実釣を勧めます。
忠類川は、流れが速くポイントが小さいです。
この為に川底まで早くフライを沈める必要がある事と、小さいポイントを効率良くクリアするために「シンキング部分を、より短く」「シンキング部分の落ち込みが早い」事を実践する事が大きなポイントとなります。
こうして導き出した方法は「シンク部分の長さは、5mで重さは250から300グレイン」と言う数字が、平水時の標準的なライン仕様と言えるでしょう。
減水時は「長さは同じで軽く」、また増水時の場合「長さは同じで重く」が、目安となります。
具体例 このようにシンク部分が短くてある程度の重さがあるシンクティップラインは、市販でもなかなか見あたらないとおもいます。
過去には次のように紹介していました。※ティーニー社
・T-200-シンクティップ・・・(シンクティップ部を5mにカットしたもの)–減水時
・T-300-シンクティップ・・・(シンクティップ部を5mにカットしたもの)–平水時にお勧め!
・T-400-シンクティップ・・・(シンクティップ部を5mにカットしたもの)–増水時※コートランド社
・タイプ6/10ftシンクティップ・・・(8月中旬から9月中旬の減水から平水時)
・クイック・ディサント425グレイン・・・(シンク部を5mにカットしたもの)–やや増水時にお勧め!
・クイック・ディサント525グレイン・・・(シンク部を5mにカットしたもの)–増水時

現在では廃盤になったものもあり入手困難ですが、このような使い方を参考にラインを用意されるのはいかがでしょうか。
カットして切り落としたラインは捨てずにループを付けてフローティングラインとともに予備用に持ち歩くこともできます。
できれば平水時用・やや増水時用・増水時用と三種類のラインシステムを用意したいものです。

リーダー 市販されている「フロロ・ティペット」14lb・を1.2m以内。
場合によっては、16lbを1.2m以内。
市販のテーパーリーダーを使用すると、長いためにフライが浮き上がるのでヒットに結びつかないケースが多い。
ティペットはリーダーと兼用する。
また、市販のテグスラインをリーダー兼用ティペットとしてカラフトマス用に12lb(3号)や16lb(4号)、サケ用に16lb(4号)や20lb(5号)を使用している人もいるようで、コストパフォーマンスがいいようです。
※ここで重要なのはリーダーの長さ!長すぎてもいけないし短すぎてもいけない。
フライ ヒット率の高いフライパターンは、ゾンカー系とウーリーバガー系。カラーは、やはり赤系を中心にオレンジやパープル、ピンク等。
確実に食わせるためには、フックサイズを小さくする事が重要なポイント。#4~8までがベスト!
2/0や1/0の大型サーモンフックを使用するとスレが多くなる。
タイイングで重要なのは、色、大きさ、アクションの順になる。
ハックルの動き、ファーの動きを考慮する。
定番となっているヒットフライ/パターンは忠類川オリジナルの・・・
「クリオネ」
「カムイチェップ」
※カムイチェップはカラーパターンを多めに用意されるといいでしょう。